下記の内容について動画で知りたい方は、YouTubeをご覧ください。
「手が思うように動かず、字を書こうとすると指や手首が震えてしまう…」お悩みをどうにかできないか、治った人はいるのか?という思いで検索されて、この記事に辿り着いたはずです。
書痙(しょけい)にお悩みのあなたも、思い通りにペンが運ばないことで、人知れず大きなストレスや、「どうして私だけ、、、」と孤独感を感じているのではないでしょうか。
仕事や日常生活の中で、
「ペンを強く握ってしまい、字が綺麗に書けない」
「人前で記入するたびに手が震えてしまう」
「指が勝手に開いてしまい、正しくペンを持って書けない」
「書いていると手首が曲がってきて書けなくなる」
「力が入りすぎるせいで、腕が痛くなったり、すぐ疲れる」
そんな思いを、何度も経験していませんか?
「注射をしても変化がない」
「マッサージや鍼治療も効果が感じられない」
「もう一生このままなのでは…」
このように、どこへ行っても改善できず、「本当に治る人なんているの?」と不安やあきらめの気持ちを持つ方も多いのではないでしょうか。
しかし実際には、「以前は人前で字を書くのが怖かったけれど、今は自信を持って書けるようになった」「もう治らないと諦めていた書痙が、少しずつ改善してきた」といった声が当院には届いています。
この記事では、一般的な書痙の治し方はもちろん、なぜ治らないと感じていた人が、再び“字を書く楽しさ”や“自信”を取り戻せたのか、その理由である、“脳の誤作動”という視点から独自のアプローチも詳しくお伝えします。
他の記事では語られない「なぜ何をしても書痙が良くならないのか?」という疑問にも、実際の改善例をもとに現場経験からお答えします。
「書痙は治らない」と諦める前に、ぜひこの記事を最後まで読んでみてください。
きっと、今までとは違う“希望”や“改善への道筋”が見えてくるはずです。

実際に石井堂で施術を受けられた方の体験談を一部ご紹介
◆24年前から書痙に悩む男性の2回目の施術時変化動画◆
※結果には個人差があり、効果を保証するものではありません。
「腕の動きが全然違いますね。早く動かせるようになりました。」と仰って頂き実際の字もとても良い変化が起きました。 続けて施術してさらに改善を目指していきます。
字が書けないイップス(書痙・ジストニア)を克服した患者様からのお手紙
お久しぶりです。〇〇です。
先生に2つ報告があります。
1つめは、無事に大学の特待を継続することができました。
2つめは、それに続き、このようにきちんと字を書けるようになりました。
病院に通い始めた頃は、病状も悪化していて、学業にも追われていて、とても辛かったけど、先生に出会い、今までに私は1度も体験したこともない、治療を教えてもらい、一緒に進めたおかげで、ここまで回復することができました。
先生には、本当に感謝しかありません。
先生に出会えて、本当に良かったです。
ありがとうございました。
また、この患者様のお母様からもお手紙を頂きました。
石井先生、娘が本当にお世話になりました。書痙を発症してから約1年、とても苦しい日々でした。
病院での治療では回復が見込めずこれからどうしたらよいのかと思い悩んでいた時に石井堂を知りました。
病院での治療にはあまり納得していなかった娘でしたが先生の診察を受けて「初めて自分の気持ちをわかってもらえた」と言っていたのを覚えています。
突然、書痙という病気になり、娘は一生このままかも知れない、将来はどうなってしまうのだろうと思い悩む日々を過ごしていましたが先生の治療に出会え、元の状態にもどることができました。
本当にありがとうございました。
娘と同じような書痙で悩んでいる人をこれからも救って頂きたいです。お忙しい毎日かと思いますがお身体を大事になさって下さい。本当にありがとうございました。
書痙とは?(基礎知識・症状の整理)

書痙(しょけい)は、字を書こうとしたときに、手や指、腕が思うように動かなくなってしまう神経性の運動障害です。
症状は、ただの「手のふるえ」や「筆圧の問題」ではありません。
多くの方が、「人前で字を書くと症状が強く出る」「プレッシャーを感じるとさらに手が動かなくなる」といった精神的なストレスも同時に抱えています。
書痙の主な原因・発症のきっかけ
書痙は、ペンを使う職業や、字を書く機会が多い方に比較的多くみられます。
発症の背景には、
・長時間・反復的な筆記動作による緊張の継続
・過度な緊張やプレッシャー(発表や記入時のストレス)
・脳や神経の“誤作動”(無意識のうちに筋肉に過剰な指令が送られる)
などが関係していると考えられています。
近年では、「脳の一部(運動を司る部位)が誤って筋肉に過剰な信号を送り続ける」ことで、手や指が自分の意思とは違う動きをしてしまう“脳と体のコミュニケーションエラー”が原因ではないか、とも言われています。
一般的な治療法・市販薬・リハビリについて
書痙の治療は、病院によってさまざまです。
代表的なものとしては、
・投薬治療(筋肉の緊張を抑える薬や精神的な不安を和らげる薬)
・ボツリヌス療法(筋肉の過剰な動きを抑える注射)
・リハビリ・作業療法(手指や腕のストレッチ、動作訓練、ペンの持ち方の工夫)
・市販薬やサポーターなどによるサポート
ただし、これらの治療で一時的に症状が和らぐことはあっても、「根本的に改善しない」「再発してしまう」と感じる方も少なくありません。
書痙は“体の問題”だけでなく、“脳や神経の働き”とも深く関係しています。
次の章では、私たちが行う「脳バランス整体」ではどのようなアプローチをしているのか、詳しく解説していきます。
脳バランス整体の独自アプローチ
なぜ“脳へのアプローチ”が書痙の根本改善につながるのか
書痙は、手や指そのものだけではなく、実は「脳」や「神経」の働きが大きく関係しています。

人間の動作はすべて、脳が指令を出し、神経を通じて筋肉が動きます。
なので書痙の方は、「脳が必要以上に筋肉へ指令を送り続けてしまう」という“誤作動”が起こっているケースが多いのではないかと感じています。
なぜ脳の誤作動が起きるのか?
・長期間にわたる「書く」動作の反復
・過度なストレスや緊張
・過去の失敗体験や人前でのプレッシャー

こうした体験が無意識のうちに脳にプログラムされ、「字を書こうとするだけで緊張が高まる」「意図しない力みや震えが出る」といった状態を引き起こします。
脳バランス整体でアプローチする理由
当院の脳バランス整体では、この「脳の誤作動」に着目します。
痛みや不調のある部位だけに直接アプローチするのではなく、
・脳と神経のバランスを整えることに重きおき、
・無意識に強まってしまっている“過剰な力み”や“緊張”をやさしく解放し、
・「本来の自然な動き」を脳が思い出せるようサポートします。
そのために当院では、刺激の少ない優しい施術で、脳や神経が緊張するクセを取り除いていきます。
施術を受けている間に、呼吸や全身の緊張が自然と緩み、次第に「手の動きが軽くなった」「書くことが怖くなくなった」と実感される方もいらっしゃいます。
今すぐできる!書痙セルフケア
書痙の根本改善には、脳や神経の異常な緊張を和らげて「本来の安定した状態」を脳に再教育することが重要です。
脳は日々の刺激でプログラムが書き換わります。
たとえば、英語圏で暮らせば、脳は自然と英語を使いこなすように変わっていきます。
同じように、「書く」ことへの過剰な緊張も、日々のケアで脳に“落ち着いた状態”を学ばせることができます。
ここでは、ご自宅で今日からできる脳リラックス法・ストレッチ・内省法を紹介します。
1. 脳をリラックスさせる呼吸法

字を書こうとすると緊張したり、手が強ばる場合、その行為に脳が過敏になっている証拠です。
なのでそのような時は深呼吸でリセットしましょう。
深呼吸をすることで、リラックスする時に働く副交感神経が優位になります。
【深呼吸のやり方】
1. 姿勢を正して、鼻から4秒かけて息を吸います。
2. お腹がふくらむのを感じながら、呼吸を自然に続けます。
3. 8秒かけて口から静かに息を吐きます。
4. これを5回ほど繰り返しましょう。
呼吸と同時に手の力を抜き、なるべく脱力することを心がけてください。
書いている途中に緊張してきたら、この呼吸を繰り返しましょう。
2. 手と腕のストレッチ・マッサージ

書痙の方は、普段から指や手、腕に“緊張のクセ”が残っていることが多いです。
このクセをリセットしましょう。
まずは手首・指の状態を把握します。
手をグーにしてからパーに広げる動作を、ゆっくり10回繰り返します。
強張りや違和感がないか観察しましょう。
観察が終わったら、指のストレッチから行います。
一本ずつ指を握って反らしたり、引っ張ったり、捻ったり、横に動かしたりと、関節ごとに動きをつけていきます。
その次は手のひら・手の甲を全体的にマッサージをします。
各所を3分ずつ、やさしくマッサージしてほぐします。
次は、手首のストレッチです。
手首をやさしく回したり、反対の手で手の甲をあたりを握って軽く引っ張って伸ばします。
それが終えたら前腕のストレッチやマッサージを行います。
手のひらを下に向けて指先を引っ張り、手首~前腕をゆっくり伸ばしましょう。
次に手のひらを上に向けて指先を反らし、前腕の前面も伸ばします。(各1分程度)
腕のマッサージでは前面と後面、それぞれ全体的にマッサージし緊張をほぐします。
そしてストレッチやマッサージ後、もう一度グーパー動作をしてみてください。
「軽さ」や「動かしやすさ」が出ていれば、脳が緊張していた証拠です。
このケアを続けて“緊張しない状態”を脳に学習させていきましょう。
3.内省+実践で脳に“緊張しない自分”を学ばせる

脳が過敏反応しない状態をつくるためには、自分の「緊張パターン」に気づき、それを書き出して整理することが大切です。
ステップ1:「条件・感情・背景」を書き出してみよう
まずはノートや紙を1枚用意してください。
次の順番で、自分の体験を振り返ってみましょう。
① 条件とは?
「どんな場面・タイミングで手が強ばるのか」を具体的に書き出します。
例:
・人前で書類にサインをするとき
・新しいペンを使うとき
・急いでメモを書かなければならないとき
などです。
② 感情とは?
そのとき、どんな気持ちになるかを書いてみましょう。
例:
・失敗したくないという緊張
・恥ずかしさや不安
・うまく書けなかったらどうしようという焦り
③ 背景とは?
「その感情がどこから来ているのか」「どうして自分はその感情になるのか、感情の背景にある考え方や価値観、思い込み」に目を向けてみます。
例:
・「人前で失敗したら恥ずかしい」という思い込み
・「私は字が下手だから見られたくない」という自己評価
・「サインだから完璧に綺麗に書かなければならない」という義務感
→このように、「どんな時に」「どのような気持ちになって」「どんな思い込みがあるか」を言葉にして紙に書き出しましょう。
ステップ2:深呼吸と脱力をセットに
書き出した内容をゆっくり読み返しながら、深呼吸や上記のストレッチを行いましょう。
「今まで無意識だった緊張に気づく」だけでも、脳と体が少しずつ変わっていきます。
ステップ3:実際に書いてみる
緊張が落ち着いたら、実際にペンを持って何か書いてみてください。
書きやすさや、気持ちの変化を意識してみましょう。
ステップ4:変化を感じたら自分を褒める
以前より軽く書けたり、少しでも落ち着いて書けた感触があれば、「ちゃんと変化できている」と自分をしっかり褒めてあげてください。
この“自分を認める体験”が、さらに脳の再学習を助けてくれます。
この一連の流れを繰り返すことで、「書くとき=緊張」ではなく「書くとき=落ち着いている自分」を、脳に学習させることができます。
焦らず、ご自身のペースで実践してみてください。
さらに詳しくメンタルのケア方法を知りたい方は、「専門家が教える字が書けないイップス・書痙の自分で克服できる解決法」を併せてお読みください。
書痙にお悩みの方からよくある質問について(Q\&A)

Q1. 書痙は治るのでしょうか?完治は可能ですか?
A.
書痙は「絶対に治らない」という症状ではありません。
症状の程度や期間、原因によって改善のスピードや度合いは異なりますが、適切なアプローチやセルフケアを継続することで、「字が書けるようになった」「以前より楽になった」という方も実際にいらっしゃいます。
特に、「脳の誤作動」を整えるアプローチ(脳バランス整体)や、ご自身に合ったセルフケアを根気よく続けることで、書痙の改善や再発予防を目指せます。
Q2. 市販薬やトレーニング(リハビリ)の効果はありますか?
A.
市販薬で筋肉の緊張をやわらげたり、不安を抑えるサポートをする場合もありますが、根本改善にはつながりにくいことが多いです。
リハビリやトレーニング(作業療法・ストレッチ)も、正しい方法を継続すれば、指や腕の柔軟性・動かしやすさの向上につながります。
ただし、「脳や神経の指令のクセ」が原因の場合は、体だけでなく“脳から整える”視点も取り入れることが効果的です。
Q3. 書痙は芸能人や有名人にも多いのでしょうか?
A.
書痙は職業・年齢・性別に関わらず起こることがあり、ピアニストや漫画家など「手を酷使する職業」の著名人にも発症例が知られています。
ストレスや緊張がきっかけになることも多く、決して“珍しい症状”ではありません。
「芸能人 書痙」と検索すると体験談も多くヒットしますので、ご自身だけが悩んでいるわけではないと安心してください。
Q4. 病院で治らない場合、どうしたら良いですか?
A.
「病院で治療を続けても改善しない」「ボツリヌス療法や薬の効果を感じにくい」といったご相談は非常に多いです。
そうした場合は、『脳や神経の誤作動パターン』を見直すために、脳バランス整体やカウンセリング的なアプローチ、セルフケアの見直しを検討してみてください。
病院の治療と並行して、“脳と体のバランス”に着目したアプローチを追加することで、改善への糸口が見つかるケースもあります。
ジストニアでお悩みの方が脳バランス整体で変化を感じてるか気になる方は【動画複数あり】ジストニアの患者様の症状動画!施術前後の様子など も併せてお読みください。
Q5. ペンの持ち方や道具は工夫したほうが良いですか?
A.
はい、ペンの持ち方や文房具選びも大きなポイントです。
・グリップが太めで持ちやすいペン
・軽くて滑りにくいペン
・指や手首に負担がかかりにくいデザイン
を選ぶことで、余計な力みが出にくくなることもあります。
また、ペンの握り方を意識的に軽くしたり、「自分がリラックスしやすい姿勢」で書くことも効果的です。
まとめ
この記事のポイントをもう一度整理します。
・書痙は「字が書けない」「手が震える」など日常生活を大きく左右するつらい症状ですが、適切なケアやアプローチで改善が目指せます。
・原因には「脳や神経の誤作動(過剰な緊張)」が深く関係しているケースが多いです。
・病院の治療や市販薬、リハビリだけでは改善しにくい場合でも、「脳バランス整体」など“脳から整える”アプローチで根本的な改善が期待できます。
・セルフケア(深呼吸・脱力・ストレッチ・内省)は、日々の積み重ねがとても大切です。
・ペンの持ち方や道具選びを工夫することで、余計な緊張や負担を軽減できます。
最後に
書痙は「治らない」と諦める必要はありません。
“脳と体のクセ”は、正しい方法と継続で変わっていきます。
「また自分らしく文字を書けるようになりたい」「一人で抱え込むのはもう限界…」
そんな思いがあれば、まずはお気軽にご相談ください。
あなたに合った改善方法を一緒に探していきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。




