ストレス・吐き気・頭痛・めまいと検索された方へ
このようなお悩みはありませんか?
- ストレスが多くて吐き気・頭痛・めまいがして辛い・・・
- ストレスを無くしたいけど今の環境から抜け出せない・・・
- 病気が隠れているのか不安・・・
- 病院に行ったけど治らなかった・・・
- 色々な方法を試したけど治らなかった・・・
- はっきりとした原因が分からなくて不安・・・
そんなあなたに質問です。
なぜストレスを受けると吐き気・頭痛・めまいが起こるか知っていますか?
またストレスを無くさないと吐き気・頭痛・めまいが治らないと思っていませんか?
ストレスは体にとって有害だという常識は間違いです!
最新の研究ではストレスの認識の仕方で、ストレスが体に良い影響を出すことが明らかになりました!
この記事にはスタンフォード大学、ハーバード大学、ケンブリッジ大学などが行った実験や研究結果、また実際に私たちが臨床の現場で実践し効果があったストレスの克服方法を元に作成しました。
この記事を読むと
- ストレスと体の不調の関係性
- ストレスにより起こる体の不調一覧
- 自律神経失調症のチェックリスト
- 病院での自律神経失調症の治療方法
- 病院に受診するべき吐き気・頭痛・めまい
- ストレスの研究から導き出された、ストレスが有害では無い理由
- 自宅で出来るストレスを克服し自律神経失調症から抜け出す方法
- ストレスによる自律神経失調症を克服した体験談
を知ることが出来ます。
最後にこの記事を読まれる方にお願いがあります。
ただ記事を読んで内容を理解するだけではあなたの貴重な時間がもったいないです。
実際にこの記事を理解し自宅での克服方法を実践すれば、今あなたが悩んでいるストレスによる自律神経失調症(吐き気・頭痛・めまい等)を克服出来るように作成しています。
今まで色々な方法を試したけど、体の不調から抜け出せなかったのはストレスに対する本当の向き合い方を知らなかっただけです。
この記事を読んで実践する事で、あなたの辛い体の不調を克服することが出来れば幸いです。
ストレスがあると吐き気・頭痛・めまいが起こる理由
自律神経は全身の器官をコントロールするため、バランスが崩れると全身の機能に支障をきたして、さまざまな症状が出ることがあります。
その症状は、現れたかと思うと消えて、また現れたり、別の場所に症状が現れたり、同時に3つも4つも症状が現れることも珍しくありません。
上記にもあるように自律神経が乱れると体に様々な症状が起こります。
自律神経が乱れる要因として、ストレスを感じると脳が刺激を受け不安定な状態になる事が関係しています。
脳が不安定な状態になると、脳からの命令を全身に伝えている自律神経が乱れます。
自律神経が乱れることにより体の各器官が正常に働かなくなり様々な症状(吐き気・頭痛・めまい)が起こります。
それでは自律神経が乱れることにより起こる症状を紹介していきます。
ストレスにより起こる症状一覧
前述したようにストレスを受けると自律神経が乱れ、体には様々な症状が現れます。
自分にはどのような症状があるのか確認してみましょう。
筋肉・関節の症状
- 慢性腰痛
- 坐骨神経痛
- 脇腹の痛み
- 首の痛み
- 首の凝り
- 筋肉のけいれん
- 筋緊張性頭痛
- 片頭痛
- 五十肩
- 肩甲骨間の痛み
- 手・指の痛み・しびれ
- 股関節の痛み
- 膝関節の痛み
- 足関節の痛み
- 歩行困難
- 線維性筋痛症
- ムズムズ脚症候群
皮膚の症状
- 蕁麻疹
- アトピー性皮膚炎
- 円形性脱毛症
- にきび
耳鼻咽喉・肺の症状
- 花粉症
- 慢性鼻炎
- 喘息
- 咳
- 耳づまり
- 耳鳴り
- めまい(自分が回る
- めまい(周りが回る)
- メニエール病
- 乗り物酔い
- 味覚症状
- 唾液がでない・口が乾く
- 視力の問題
- ドライアイ
- 疲れ目
- 便秘、下痢、嘔吐
- 喉がつかえる
- 気管支喘息
- 鼻水、鼻づまり
- 慢性副鼻腔炎
- においに敏感
循環器の症状
- 貧血
- 高血圧症、低血圧症
- 立ちくらみ
- 胸がドキドキ(動悸)
メンタル・行動の問題
- ゆううつ
- 不眠(入眠・途中・早朝)
- イライラ
- 不安
- 物忘れ
- 恐怖症
- パニック症状
- 眠気
- 人前で緊張
- 過食症(神経性)
- 仕事・家事・学業ができない
自律神経失調症かな?と思ったらチェックする事
ストレスにより起こる症状一覧でも症状の解説をしましたが、特に自律神経が乱れる事が原因とされている項目を10個作成したので、いくつ当てはまるのかチェックしてみましょう。
- 不眠症がある
- 急に息苦しくなることがある
- 動悸がすることがある
- 頭痛がすることがある
- めまいを感じることがある
- 立ちくらみしそうになる
- いつも食べ物が胃にもたれるような気がする
- なかなか疲れがとれない
- 仕事をやる気が起こらない
- ちょっとしたことでも腹が立ったり、イライラしそうになることが多い
チェックがついた数はいくつになりましたか?
目安として
- 0〜1個・・・自律神経の乱れはほとんどないでしょう。
- 2〜6個・・・中度の自律神経の乱れが起こっています。体を休めてください。
- 7〜10個・・・重度の自律神経の乱れが起こっています。早急に専門医を受診しましょう。
※あくまでも目安なので一つでも当てはまるのならば専門医を受診する事をお勧めします。
病院での自律神経失調症の治療法
病院での治療法として
- 薬物療法
- カウンセリングなどの心理療法
- 指圧やマッサージ、整体、鍼灸、ストレッチなどの理学療法
- 音楽療法やアロマテラピーなど五感に働きかける治療法
などがあります。
また薬物療法には
自律神経失調製剤 自律神経の中枢に直接作用して、安定をはかる薬。原因に精神面が関与しない場合に効果的。副作用は少なめ。 精神安定剤(抗不安剤) 自律神経の緊張を緩和させ、不安や緊張を和らげる薬です。副作用は眠気やめまい、脱力感など。 ビタミン剤 自律神経のバランスを整えるビタミンA、B群、C、Eを処方します。他の薬との併用が基本です。 ホルモン剤 更年期障害の女性や卵巣を摘出して、ホルモンバランスが崩れた女性に、女性ホルモンを補充することで症状を抑えます。 黄連(おうれん) 精神の不安を抑え、胸のつかえや下痢などにも効果があります。 抑肝散(よくかんさん) イライラ、神経の高ぶり、不眠症などを抑えます。 芍薬(しゃくやく) 神経の緊張を和らげ、高まった血圧や筋肉の興奮を抑制します。 その他 抗うつ剤、睡眠導入剤など。
引用:総合南東北病院
などがあります。
ただし中枢神経に働く薬を長期間服用すると薬剤性ジストニアとなる可能性があります。
ジストニアについて詳しく知りたい方は【ジストニアの記事一覧】のページからお読み下さい。
病気が隠されている可能性がある吐き気・頭痛・めまい
吐き気・頭痛・めまいと言ってもその原因は様々です。
自律神経失調が原因ではない病態をそれぞれ解説していきます。
病院への受診が必要な吐き気・頭痛・めまい
食道炎・食道潰瘍
軽度の場合は、無症状か嚥下時痛(飲食物を飲み込む時の痛み)や胸焼けがみられます。
また重症例だと潰瘍(かいよう)を形成するので、吐血(口からの出血)・下血(便に血が混じる)などの症状がみられます。
食道癌
初期は無症状あるいは嚥下時(飲食物を飲み込む)にしみる程度であるが、進行癌では嚥下が困難になりその結果体重の減少がみられます。
また周りの臓器に浸潤すると嗄声(枯れた声)・眼瞼下垂(まぶたが下がる)・縮瞳・顔面に著名な浮腫(むくみ)などの症状がみられます。
胃炎
上腹部痛・心窩部痛(みぞおちの痛み)や食欲不振がみられます。
また慢性化し胃粘膜にびらん(胃粘膜がただれる状態)を生じた場合には吐血(口からの出血)・下血(便に血が混じる)などの症状がみられます。
胃・十二指腸潰瘍
胃潰瘍では食後の、十二指腸潰瘍では空腹時の心窩部痛が特徴です。十二指腸潰瘍では背部痛(背中の痛み)がみられる場合もあります。
また腹部膨満感(お腹の張り)や吐血(口からの出血)・下血(便に血が混じる)などの症状がみられます。
胃癌
初期は無症状であり、検診による早期発見が重要です。
進行すると食欲不振・上腹部痛・体重減少・吐血(口からの出血)・下血(便に血が混じる)また貧血の症状がみられます。
進行すると腹水(お腹に体液がたまる)が大量に貯留し、腹部膨満感(お腹の張り)、呼吸困難などの症状もみられます。
急性腸炎
下痢・腹痛・悪心(吐き気)・嘔吐などの症状が1〜2周の急性の経過をたどるものを急性腸炎と言います。
軽い腹痛・下痢がみられる場合もあれば、発熱・血便(便に血が混じる)がみられる場合もあります。
また直腸に炎症が強い場合は排便後も下腹部痛、便意の持続がみられます。
さらに下痢を繰り返すことにより、脱水症状・脱力感がみられます。
虫垂炎
初期は上腹部痛がみられ、しばしば悪心(吐き気)・嘔吐がみられます。
痛みは次第に右下腹部に集中し、発熱を伴う場合が多くみられます。
腸閉塞(イレウス)
症状の程度は原因によって異なりますが、共通して排便・排ガスの停止、腹痛、嘔吐、腹部膨満感(お腹の張り)などがみられます。
また突然の激しい腹痛によりショック症状がみられる場合もあります。
くも膜下出血
これまでに経験したことがない激しい頭痛が突然生じ、悪心(吐き気)・嘔吐も伴います。
「ハンマーで殴られたような痛み」として表現されることが多いです。
脳腫瘍
悪性・良性のどちらでも頭蓋内に腫瘍が出来ると、頭痛・嘔吐・うっ血乳頭・片麻痺・視力低下がみられます。
神経膠腫(グリオーマ)
初期には頭痛が多くみられるが、痙攣(けいれん)・麻痺・性格変化などがみられます。
また様々な神経症状もみられます。
中耳炎
インフルエンザ菌・肺炎球菌が主な原因菌となります。
耳痛・発熱が主な症状で、耳漏(じろう)を伴う場合もあります。
参照:離床医学各論
病院で検査をし、異常が無ければストレスによる自律神経失調症から吐き気・頭痛・めまいなどの症状を起こしていると考えられます。
その場合はこの記事にあるストレスに対する克服方法を実践してみましょう。
スタンフォード大学のストレス研究『ストレスの認識の仕方で死亡リスクが高まる!?』
あなたはストレスがあると健康に悪いと思っていますか?
きっとほとんどの方が
- 『ストレスは健康に悪いに決まっている!』
- 『私はストレスが多いから体がボロボロなんだ!』
- 『ストレスが健康に良いなんてありえない!』
と答えると思います。
しかし本当はストレスが体に悪い影響を与えている訳ではありません!
ストレスは認識の仕方によって体に悪い影響を与えているのです。
『本当にストレスの認識の仕方で、体に悪い影響から良い影響に変わるの?』と疑問に思われた方はまずはその根拠となる、研究結果をご覧ください。
1998年に、アメリカで3万人の成人を対象に行われた調査で、参加者に対してつぎのふたつの質問が行われました。
- 「この1年間でどのくらいのストレスを感じましたか?」
- 「ストレスは健康に悪いと思いますか?」
8年後の追跡調査では、3万人の参加者のうち誰が亡くなったかを、住民情報等によって調査しました。まずは悪いニュースからお伝えしましょう。調査の結果、強度のストレスがある場合には、死亡リスクが43%も高まっていたことがわかりました。ただし、死亡リスクが高まったのは、強度のストレスを受けていた参加者のなかでも、「ストレスは健康に悪い」と考えていた人たちだけだったのです。
参照:スタンフォードのストレスを力に変える教科書 ケリー・マクゴニガル
この研究結果から分かるように、強いストレスがあったとしてもストレスは健康に悪いと考えていない人達は、死亡リスクは変わらなかったのです。
それどころか3万人の参加者の中で、【ストレスがほとんど無いがストレスは健康に悪いと思っている】グループより死亡リスクが低かったのです。
このことから研究者たちの結論は、【ストレスを受け、さらに「ストレスは健康に悪い」と考えていると死亡リスクが高まる】となりました。
いかがですか?
少しづつストレスに対する考え方が変わってきましたか?
認識の仕方次第で、ストレスは悪い影響を出したり、良い影響を出したりします。
ではどうすればストレスは体に良い影響を出すのか?
さらに詳しく解説していきます。
ストレスは有害では無い!?ストレスを無くすのではなく、ストレスに適応する!
ストレスを体に良い影響を与えるためには二つの方法があります。
それは
- ストレスを見直す
- ストレスを力に変える
事です。
それぞれ解説していきます。
※自宅での克服方法は後ほど説明するので、この項目は読んで理解するだけで大丈夫です。
ストレスを見直す
まずあなたに伝えたいのが【ストレスは役に立つと思うと現実もそうなる】という事です。
『思い込みで本当に変わるの?』と思われた方は先ほどの【ストレスと死亡リスクの実験】を思い出してみてください。
また物事の認識の仕方で体に良い影響が出る実験を、エール大学院生のアリア・クラムと、ハーバード大学のエレン・ランガー心理学教授が行ったのでお読み下さい。
エール大学院生のアリア・クラム氏とハーバード大学のエレン・ランガー心理学教授が行い、2007年にサイコロジカル・サイエンス誌に掲載された研究によると、ホテルの客室係は、仕事がよい運動になると聞かされると、4週間後には体重や血圧、体脂肪が大きく減少した。同じ仕事をしながらも、運動については聞かされなかった従業員では体重に変化はなかった。両グループとも食事や運動量は変わっていなかった。
引用:Untitled
この実験のように思い込みにより実際に体に良い影響が出る事が証明されています。
ただしここで気をつけて欲しいのが、例えば、『テレビを見るだけでカロリーを消費できると思い込んだら痩せられる』と思う事です。
当然そのような思い込みをしても痩せることはできません。
実際に体に変化があるレベルの運動をしている状態で、この運動をすれば痩せられると思い込むことにより、脳内からの伝達物質に変化が起こり体に良い影響が出るのです。
では実際にストレスにより起こる吐き気・頭痛・めまい等に対してはどのように思い込めば良いのでしょうか?
その思い込みのために必要なのが【ストレスを見直す】ことです。
実際に当院に来院された患者様が、どのようにストレスを認識していたかの例をあげるので、あなたはどのようにストレスを認識していたか考えてみましょう。
- ストレスがあるから私はずっと苦しい生活をしなければいけないんだ・・・
- ストレスから解放されないと吐き気・頭痛・めまいは治らないんだ・・・
- ストレスがあると学習に集中できずに成長の妨げになるんだ・・・
などがありました。
次に自分がストレスをどのように認識していたか理解したら、『ストレスは役に立つんだ!』と下記の例のように認識を変えてみましょう。
- ストレスがあったほうが、パフォーマンスや生産性が向上する!
- ストレスがあったほうが、健康や活力の向上に役立つ!
- ストレスがあったほうが、学習や成長に役立つ!
このように思い込む事で、実際にストレスは体に悪い影響を与えなくなります。
最初は難しくても、繰り返し思い込む事で体は変化していきます。
ストレスを見直す事が出来たら、ストレスを力に変えてみましょう!
ストレスを力に変える
ストレスを力に変えるとは『ストレスによる起こる感情を変える』事です。
人前でスピーチをするなど、プレッシャーがかかる場面で緊張や不安が大きくなった時、あなたはどうしますか?
きっとほとんどの方が『心を落ち着かせる為にリラックスする』と考えると思います。
本当にその方法は有効なのでしょうか?
ハーバード・ビジネス・スクール教授:アリソン・ウッド・ブルックスの実験によると
スピーチを控えた数名の参加者に対し、リラックスして心を落ち着かせるために、「わたしは落ち着いている」と心の中で言うように指示しました。いっぽう、ほかの数名の参加者に対しては、不安な気持ちを受け入れ、「わたしはワクワクしている」と心のなかで言うように指示をしました。
その結果、どちらの方法でも不安は消えなかったことがわかりました。どちらのグループの参加者も、スピーチの前の緊張は解けなかったのです。しかし、「わたしはワクワクしている」と自分に言い聞かせた人たちは、プレッシャーにうまく対処できそうな気がしました。不安は消えなくても、プレゼンをうまくやれる自身が湧いてきたのです。
この実験では、自身が湧いたグループのスピーチを聴いていた人たちは、「説得力が高く、自身にあふれ、有能に見える」と評価しました。
このように同じストレスでも感情を変える事により、緊張や不安がエネルギーに変わる事が証明されています。
つまりストレスにより自律神経が乱れ、吐き気・頭痛・めまいが起こっているのは、『ストレスは体にとって有害なんだ!』『早くストレスから解放されないといけないんだ!』と思い込んでいるからです。
この項目にあるようにストレスを見直し、そのストレスを良いエネルギーに変える事であなたの自律神経失調症による、吐き気・頭痛・めまいを克服する事ができるでしょう!
ここまでをお読み頂ければ【ストレスは有害では無い!ストレスの認識の仕方で吐き気・頭痛・めまい等の体の不調が出ているんだ!】とご理解頂けたと思います。
ここまでご理解頂けたら、あとは何故この出来事をストレスとして感じているのだろう?とその背景を理解する事です。
それではここから、ストレスを克服する為に大切な【自分の心理状態を深く理解する】事を実践していきましょう。
ここからは実践して頂きたいので、紙とペンを用意しましょう。
ストレスによる自律神経失調症を自宅で克服する方法
前述したようにストレスの背景を理解し、自分はこの事でストレスを感じていたから吐き気・頭痛・めまいが起こっていたんだ。と認識して下さい。
そうする事でストレスにより自律神経が乱れる事なく、体は健康を取り戻します。
まず知ってもらいたのは
ストレス→感情(不安・緊張・恐怖)
では無く
ストレス→背景(価値観・信念)→感情(不安・緊張・恐怖)
と、このような順番になっている事です。
背景の価値観・信念とは
- 価値観・・・自分が無意識に求めている理想
- 信念 ・・・今までの人生経験から生まれた「〜であるべき」「〜ねばならない」などの自分のルール
同じストレスを受けたとしても、人によって違う感情が湧くのは背景が違うからです。
この事をご理解いただけたら最初に自分のストレスを考えて紙に書き出していきましょう。
例として当院に来院された自律神経失調症の患者様のストレスを上げるので参考にして下さい。
例
- 夫は家事を手伝ってくれない!なんで私だけが苦労しないといけないの・・・
- 姑に小言を言われて悔しい!
- 専業主婦として生活している現状が何故か心がモヤモヤする・・・
- ママ友とランチに行くのが憂鬱だ・・・
- 子供が言う事を聞いてくれない・・・
- 子供がいるから自分の時間が取れない・・・
- 常に周りの人に気を使っていて疲れる・・・
いかがですか?
あなたもストレスが見つかりましたか?
ストレスを見つけたら次にそのストレスの背景を考えて紙に書き出してみましょう。
前述したようにストレスの背景には価値観と信念があります。
- 価値観は自分が求めている理想が満たされていない場合にストレスとなります。
- 信念は自分のルールにとらわれ過ぎている。または自分のルールと違う行動をしている・違うルールの人と接する場合にストレスとなります。
例を参考に、あなたにはどのような背景があるのか、先ほど紙に書いた物を元に自分のストレスの背景を書き出してみましょう。
例
- 夫は家事を手伝ってくれない!なんで私だけが苦労しないといけないの・・・
【背景】(繋がり・愛情)夫との繋がりや愛情を求めているのに夫が私の気持ちを理解してくれない
- 姑に小言を言われて悔しい!
【背景】(自尊心)自分にプライドを持つべきだ。とのルールがあるのに姑から小言を言われる事でプライドを傷つけられている
- 専業主婦として生活している現状が何故か心がモヤモヤする・・・
【背景】(刺激・変化・挑戦)新しい刺激や変化を求めているのにマンネリ化した生活を送っている
- ママ友とランチに行くのが憂鬱だ・・・
【背景】(団結心)仲間意識を持つべきとのルールによって、少しでも馴染めていない環境が不安になっている
- 子供が言う事を聞いてくれない・・・
【背景】(存在感・重要感・特別感)子供から自分の存在感や重要感を求めているのに、必要とされていない
- 子供がいるから自分の時間が取れない・・・
【背景】(犠牲心)子供の為に我慢するべきだとのルールにとらわれ過ぎている
- 常に周りの人に気を使っていて疲れる・・・
【背景】(警戒心)人に嫌われないように気をつけるべきとのルールにとらわれ過ぎている
ここで大切な事は価値観や信念を変える必要はないと言う事です。
自分のストレスの背景を認識するだけで自律神経は安定し、吐き気・頭痛・めまいなどの症状を克服する事が出来ます。
人間が持っている信念と価値観を上げるので参考にして下さい。
信念と価値観の例
信念(〜するべき、〜であるべき)
価値観(無意識に求めている事)
信念
- 自尊心・・・自分を誇りに思うべき。プライドを持つべき
- 自立心・・・自立するべき
- 犠牲心・・・犠牲になるべき。我慢すべき
- 利己心・・・他人を犠牲にしても自分の利益を守るべき
- 警戒心・・・警戒すべき。気をつけるべき
- 執着心・・・良くも悪くもこだわりを持つべき
- 慈悲心・・・困っている人に手を差し伸べてあげるべき。助けるべき
- 復讐心・・・やられたらやり返すべき。納得いかない。しっぺ返しするべき
- 虚栄心・・・自分を良く見せるべき。大きく見せるべき
- 猜疑心・・・人には疑いを持つべき
- 団結心・・・仲間と協力するべき
- 探求心・・・物事を追求するべき。追い求めるべき
- 競争心・・・競うべき
- 忠誠心・・・尊敬する人に従うべき
- 自省心・・・反省するべき
価値観
- 安心・安定を求める
- 新しい刺激や変化を求め挑戦したい
- 自分の存在意義を満たし、特別感や重要感を満たしたい
- 周囲との繋がりや愛情が欲しい
- さらに成長をしたい
- 貢献したい
ここまででストレスを認識する事が出来たと思います。
ストレスを認識しても自律神経失調症を克服出来ない場合は【無意識に治す力にブレーキをかける思い込み】がある場合があります。
治す力へのブレーキとは
- 自律神経失調症があることにより得られる事がある。
との思い込みです。
『得られる事なんかある訳ない!』と思われると思いますが、人間にはこのような心理状態があります。
また前述したように、思い込みは体へ様々な影響を出します。
例を上げるのであなたにも、ブレーキとなる思い込みがないか紙に書き出してみましょう。
例
- 自律神経失調症がある事で家事が出来ない言い訳ができる
- 自律神経失調症がある事で家族からの愛情をもらえる
- 自律神経失調症がある事で被害者・犠牲者である承認が得られる
このような思い込みを人間は無意識に形成する事があります。
『もしかしたら自分にもそのような思い込みがあるかもしれない』と客観的に考えてみましょう。
もし思い当たる事があったらその事を紙に書き受け入れてください。
受け入れたら、『自分が得られると思い込んでいる事は本当に自律神経失調症による吐き気・頭痛・めまいがないと得られないのか?』を考えてみましょう。
そして
- 『自分は本当は何を求めているのか?』
- 『その事を得る為にはどうすればいいのか?』
を紙に書き出してみましょう。
例を上げるので参考にしてください。
例
- 自律神経失調症がある事で家事が出来ない言い訳ができる
- 家事が出来ない言い訳が欲しいのは家族に家事の大変さを分かって欲しいからだ。
- 家事の大変さを分かって貰いたいのは家族に自分の重要さを分かって欲しいからだ。
- 自分の重要感を満たす為にはこのようなイメージをしてみよう『自分が家族の立場になって客観的に家事をしている自分をイメージしてみよう!イメージしたら自分が家族にとって重要なんだと分かった!』
ここまでを実践すればストレスに対して適応出来るようになります。
実際に当院でストレスに適応し自律神経失調症を克服した体験談をご覧ください。
ストレスによる自律神経失調症を克服した患者様の声
実際に当院で、この記事で紹介した克服方法により自律神経失調症を克服した患者様の声を紹介していきます。
不安感・体の痺れ・動悸を訴える患者様の声

●どの様な症状、お悩みを解決するために当院(石井堂クリニカルオフィス)にご来院されましたか?
不安感や体のしびれ、動悸などが気になったため。
●体験しての感想、他院との違いなど、書き方は自由です。ご感想をお聞かせください。マッサージやカイロは体がほぐれたように気持ちは良いのですが、しばらくして元に戻ってしまいます。
こちらでは心身のバランスが少しづつ整っていく感じがわかりました。
●今、不調でお悩みを抱えている方で当院へまだ来院されていない方へメッセージをお願いします。
なんともいえないモヤモヤした体の不調や心身のバランスを整えたい方は良いのでは無いかと思います。
お名前 F.M 40代 女性 会社員 東京都在住※結果には個人差があり、効果を保証するものではありません。
不安感からくる、喉の違和感、背中のこわばり、過呼吸、不眠症、食欲不振を訴る患者様の声

●どの様な症状、お悩みで施術を受けられましたか?
自律神経失調症具体的な症状は、不安感からくる、のどの違和感・背中のこわばり・過呼吸・不眠症・食欲不振等
●数ある治療院から当院を選ばれた動機は何ですか?
根本的な治療を行いたかったため。薬に頼るのが怖かったため。
●石井堂街の接骨院の施術を受けてのご感想や施術の結果をお聞かせください。
週2のペースで、今まで6回の施術を受けました。電車に乗って通勤することも不安だった1回目からすればまだ症状の違和感は残るものの、仕事に行き日常生活を送れている。現在の状態はかなりの回復だと思います。あと数回通い完治したいと思います。
●今、不調でお悩みを抱えている方で当院へまだ来院されていない方へメッセージをお願いします。
中には私のような症状に数年苦しんでいらっしゃる方もいると思います。症状は必ず治りますので、一度施術を受けてみて下さい。
お名前 A.M 30代 女性 事務系 東京都板橋区在住※結果には個人差があり、効果を保証するものではありません。
不眠症を訴える患者様の声

●どの様な症状、お悩みを解決するために当院(石井堂クリニカルオフィス)にご来院されましたか?
不眠症
●体験しての感想、他院との違いなど、書き方は自由です。ご感想をお聞かせください。
お話を良く聞いてくださり、的確なアドバイスを頂きました。自分が思っていなかった事が不眠症の原因の一つと分かり改善のきざしが見えてきて本当によかったと思っております。
●今、不調でお悩みを抱えている方で当院へまだ来院されていない方へメッセージをお願いします。
根本的な原因をとても分かりやすく説明して下さいます。
お名前 J.I 50代 女性 パート 東京都在住※結果には個人差があり、効果を保証するものではありません。
強迫観念を訴える患者様の声

●どの様な症状、お悩みを解決するために当院(石井堂クリニカルオフィス)にご来院されましたか?
強迫観念を治すため
●体験しての感想、他院との違いなど、書き方は自由です。ご感想をお聞かせください。
こんな簡単な感じなのによくなってるので、自分でもビックリしてます
●今、不調でお悩みを抱えている方で当院へまだ来院されていない方へメッセージをお願いします。
私の様に良くなることを願っています
お名前 まさ 30代 女性 バイト 大阪府在住
※結果には個人差があり、効果を保証するものではありません。
うつ症状・腰痛・肩こり・頭痛・股関節の痛み・不安感を訴える患者様の声

●どの様な症状、お悩みで施術を受けられましたか?
うつ症状・腰痛・肩こり・頭痛・股関節の痛み・不安感
●数ある治療院から当院を選ばれた動機は何ですか?
ホームページで見つけて、院長のプロフィールを見て、信頼できると感じたからです。
●石井堂街の接骨院の施術を受けてのご感想や施術の結果をお聞かせください。
病院では薬を処方され、飲んでも治らなかった症状が6回の治療で良くなりました。
乾燥はとにかく説明が丁寧で、わかりやすく、自分の治る力を信じる事ができました。
●今、不調でお悩みを抱えている方で当院へまだ来院されていない方へメッセージをお願いします。
やっと主治医を見つけた感覚です。こんなに勉強されている先生はいないと思います。とにかくおススメです。
お名前 M.M 30代 男性 会社員 東京都世田谷区在住
※結果には個人差があり、効果を保証するものではありません。
アゴの痛み、からだのゆがみを訴える患者様の声

●どの様な症状、お悩みで施術を受けられましたか?
アゴの痛み、からだのゆがみ
●数ある治療院から当院を選ばれた動機は何ですか?
友人からの紹介です。
●石井堂街の接骨院の施術を受けてのご感想や施術の結果をお聞かせください。
まさかアゴの痛みとメンタルが関係しているとは思わなかったです。
施術後は体全体が軽くなり、アゴの痛みも良くなりました!
●今、不調でお悩みを抱えている方で当院へまだ来院されていない方へメッセージをお願いします。
どんな質問をしても先生は答えてくださりました。とても勉強されているのが伝わります。オススメです。
お名前 R.T 30代 女性 会社員 東京都港区在住
※結果には個人差があり、効果を保証するものではありません。
のどのつっかかり、首の痛み、肩があがらない症状を訴える患者様の声

●どの様な症状、お悩みで施術を受けられましたか?
のどのつっかかり、首の痛み、肩があがらない
●数ある治療院から当院を選ばれた動機は何ですか?
根本原因を追求した治療を受けてみたかったからです。
●石井堂街の接骨院の施術を受けてのご感想や施術の結果をお聞かせください。
1回の治療で変化を感じました。肩があがる様になりとても驚きました。
パチパチと痛みもなく、ちょっとした刺激でこんなに変わるのは不思議です。
8回程の治療で全ての症状がなくなりました。
●今、不調でお悩みを抱えている方で当院へまだ来院されていない方へメッセージをお願いします。
親切に体の事を教えて下さるので安心できます。
お名前 Y.I 40代 女性 主婦 神奈川県在住
※結果には個人差があり、効果を保証するものではありません。
自律神経失調症・手足のしびれ・頭痛・のどの違和感を訴える患者様の声

●どの様な症状、お悩みで施術を受けられましたか?
自律神経失調症・手足のしびれ・頭痛・のどの違和感
●数ある治療院から当院を選ばれた動機は何ですか?
ホームページを見て、自分の症状に当てはまると思ったからです。
●石井堂街の接骨院の施術を受けてのご感想や施術の結果をお聞かせください。
初回の治療で呼吸が浅い感じが解消し、筋肉の収縮している感じも良くなりました。
6回の施術で手足のしびれと頭痛も完全に良くなりました。
●今、不調でお悩みを抱えている方で当院へまだ来院されていない方へメッセージをお願いします。
今までいろいろな病院や整体に行きましたが、石井先生が一番信用できます。
お名前 K.M 20代 男性 会社員 埼玉県在住
※結果には個人差があり、効果を保証するものではありません。
頭痛、腹痛、だるさを訴える患者様の声

・どのような症状、お悩みを解決するために当院(石井堂クリニカルオフィス)にご来院されましたか?
自律神経からくる頭痛、腹痛、だるさ
・体験しての感想、他院との違いなど、書き方は自由です。ご感想をお聞かせください。
ストレスを感じると必ず自律神経の症状が出ていました。
ストレスクリニックに15回程通い、他にも磁気刺激治療などをしましたが特に変化はありませんでした。
こちらではストレスを受けいれる為の方法を教えて頂きました。
今まではストレスを遠ざけるようにしていましたが、ストレスを受け入れてからは、症状が軽くなっていくのを感じました。
・今、お身体の不調でお悩みを抱えている方で当院へまだご来院されていない方へメッセージをお願い致します。
ストレスに対する心のあり方を教えてもらえます。
お名前 D.Y 30代 男性 会社員 東京都在住
※結果には個人差があり、効果を保証するものではありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- ストレスにより自律神経が乱れるので、体の各器官が正しく働かなくなり吐き気・頭痛・めまいなどの症状が現れる。
- 病院での自律神経失調症の治療法は薬物療法・カウンセリング・理学療法・音楽療法があります。
- 病気が隠されている場合もあるので、一度病院を受診する事
- ストレスは有害では無い。ストレスの認識の仕方で自律神経が乱れる
- ストレスを正しく認識し受け入れる事で体は健康になる
この記事を読み実践する事であなたの辛いストレスによる吐き気・頭痛・めまいを克服する事が出来たら幸いです。
もし万が一こちらの記事を参考に行ってもストレスや吐き気、頭痛、めまいなどが解決出来ない場合、脳と心と体の関係性に着目した専門家へご相談される事をお勧めします。
この記事の参考文献
- 体の不調は脳がつくり、脳が治す:保井志之
- 「こころ」はいかにして生まれるのか最新脳科学で解き明かす「情動」:櫻井武
- コーピングのやさしい教科書:伊藤絵美
- 記憶と情動の脳科学:ジェームズ・L.マッガウ, 久保田 競, 大石 高生
- コーチング・クリニック:ベースボール・マガジン社
- 超ストレス解消法:鈴木 祐
- スタンフォードのストレスを力に変える教科書:ケリー・マクゴニガル
- 臨床医学各論:東洋療法学校協会
- 薬に頼らず家庭で治せる発達障害との付き合い方:Dr.ロバート・メリロ
- 心身条件反射療法研究会資料