自律神経失調症の専門家が動悸に効くツボと克服方法を解説 - 病院で治らない不調なら石井堂クリニカルオフィスの脳バランス整体

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自律神経失調症の専門家が動悸に効くツボと克服方法を解説

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自律神経失調症による動悸でお悩みのあなたへ。

このような症状でお悩みではないでしょうか?

  • 動悸がひどくてどこへ行くのも辛い。
  • 動悸で息苦しくなる。
  • 動悸が原因で睡眠がとれない。
  • 動悸が出た時の治し方がわからない。
  • どくなると倒れてしまう。
  • 過呼吸のようになってしまう。

日常で突然心臓がドキドキすると生活するのが辛くなりますよね。

私も鍼灸学校に通っていた時に実技テストがあると動悸が出ていて辛い想いをしました。

なので当時は学校で習った動悸に効くツボを刺激したりテストと同じような緊張の中で練習をすることで克服できました。

そこでこの記事をお読み頂き実践することで、あなたの辛い動悸が克服できれば幸いです。

この記事は鍼灸師である私が実際に治療するときに用いるツボや治療の中で得た知識と医学本屋や心理学の本を参考に動悸の原因、動悸に効くツボや克服方法をお伝えします。

自律神経失調症 動悸 ツボ

自律神経失調症の診断方法とは?

自律神経失調症はストレス科学事典に以下の様に記載されています。

自律神経失調症は、自律神経の乱れにより全身倦怠感、めまい、頭痛、動悸の症状を示すとされているが、日本でいう自律神経失調症の定義は曖昧であり、自律神経系との関連ははっきりしない。19世紀末よりドイツ語圏で活発に研究されていた「植物神経機能異常」をもとに、1961年に阿部達夫が日本内科学会誌で提唱した概念である。いまだに見解の不一致があり、正式な病名として認められていないが、「種々の自律神経系の不定愁訴を有し、しかも臨床検査では器質的病変が認められず、かつ顕著な精神障害のないもの」程度に理解しておくのがよいとされている。

引用:ストレス科学事典 実務教育出版

また、南山堂医学大辞典には以下の様に記載されています。

自律神経症状や不定の身体的愁訴(心臓がドキドキする頭が重いなど)がみられるが、十分な身体検査を行っても症状を説明するに足る十分な体の臓器の異常を見い出せない場合や、心理的要因により種々自律神経症状を呈する病態いう。

診断には、体の臓器などに疾患がないこと、明らかな神経症などの精神疾患がないことを確認することが重要である。

参照・参考:南山堂医学大辞典 第20版

これらをまとめると自律神経失調症の診断方法は

  • 自立神経(交感神経、副交感神経)の活動が乱れた状態。
  • 検査で内臓に異常がみられないこと。
  • 精神や神経に異常がなく病名がつけられないもの。

となります。

自律神経の役割とは体を自動運転させるシステムである!?

それでは、自立神経(交感神経、副交感神経)はどの様な役割をしているのでしょうか?

自律神経の役割は体の自動運転です。

人間の体でアクセル役が交感神経でブレーキ役が副交感神経になります。

そしてこの2つの神経(交感神経、副交感神経)には主従関係があります。

それは人間が生きていく中で緊急事態の出来事が起きた際にアクセルを踏んでその緊急事態を回避しなければ生命の危機を脅かすことになるとき主に交感神経が働き、緊急事態を回避したあと体を休めるために副交感神経が働きます。

この交感神経や副交感神経が自動的に働くことで心拍数や血圧、呼吸、体温を適切に保ち胃腸での消化や吸収、エネルギーを作り出します。

なので体の自動運転(交感神経と副交感神経の調節)ができなくなると体が危険を感じ動悸(心臓がドキドキする)などの警告を出します。

それがいわゆる自律神経失調症です。

自律神経失調症(体からの警告)で動悸が起きる原因とは?

自律神経失調症(体からの警告)で動悸が起きる原因を説明していきます。

動悸が起きる原因は、脳の誤作動です。

脳の誤作動とは機能異常のことで、一定の働きを保っている脳の機能が「何らかの刺激」により過敏または低下することで異常な命令を出してしまう状態のことです。

なので脳の機能が「何らかの刺激」で過敏または低下してまうことで異常な命令を出しコントロールを受けている心臓の自律神経(交感神経、副交感神経)のバランスが乱れ動悸(心臓がドキドキする)が起きます。

では脳の誤作動を引き起こす「何らかの刺激」とは何でしょうか?

その刺激は、心に対するストレスです。

心にストレスがかかると脳は体を守ろうと交感神経を興奮させ心拍数を上げたり気分を高めたりストレスに対抗します。

そのため緊張(ストレスを感じたと)すると気持ち(心)が不安になったり楽しみでワクワクしたりと「特定の感情」が湧き動悸(心臓がドキドキ)になります。

ですが脳は経験を重ねるとそのストレスに適応することができます。

それでも長い間心にストレス(特定の感情が湧いてくる状態)を繰り返し感じていたり複数のストレスを同時に受け積み重なると脳は常に危険から逃げようと交感神経(アクセル)だけを働かせてしまうのです。

そのため普段の生活の中で自然と湧いてくる不安やワクワクといった「特定の感情」が一瞬でも生まれ脳の機能を狂わせると危険を感じたと勘違いし交感神経のスイッチを押してしまうのです。

そうすることで体の自動運転がうまく機能しなくなり動悸(心臓のドキドキ)がでてきり、人によっては倦怠感、めまい、頭痛、肩こり、息切れ、のぼせ、冷え、食欲不振、胃痛、腹痛、下痢、抑うつ、無汗、多汗、などの症状が現れてきます。

脳の機能が正常かセルフチェックする方法

上記で説明したように、心に対するストレスが脳の機能を過敏または低下させたことで脳から異常な命令が心臓に出て動悸(心臓のドキドキ)を起こしていました。

そのため自分自身の脳の機能がストレスにより過敏(または低下)していないかチェックをし調整する必要があります。

チェックの方法として、以下の検査を参考に行なってみて下さい。

バイバイテスト

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両足を揃えて立ち、両手のひらを前方に突き出した状態で早くバイバイします。

このときに両手とも上手くできない、左右どちらかの手が遅い場合は脳の機能異常がみられます。

なので30秒ほど同じ動きをした後、深呼吸をすることで調整されていきます。

片足立ちテスト

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片足で立ち目を瞑ります。フラつきがある場合やバランスがとれないと機能異常がみられます。なので10〜20秒ほど片足で立ち目を瞑りリハビリしたあと深呼吸し調整します。

VORテスト

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両足を揃えて立ち、右腕を前方に出し右手の親指を立てます。

次に立てた親指を見つめたまま顔を右に振り戻します。これをできるふだけ早く行います。

このときに顔を横に振りながらも目線は右手の話さないように注意して下さい。

そして左側も同様に行います。

以上の動作をした時にスムーズにできない、または目線が指から離れてしまうと機能異常がみられます。なので上手くできない側を10回ほどリハビリした後深呼吸をし調整します。

脳の機能異常をリハビリすることで脳は安定をしていきます。そして次の章で説明する自力で克服する方法と合わせて行うことで脳がストレスの認識を変え機能異常を起こさないようになります。

動悸(心臓のドキドキ)を引き起こす脳の誤作動を自力で克服する4つの方法

それでは動悸(心臓のドキドキ)を引き起こす脳の誤作動を自力で克服する方法をお伝えします。

克服の方法は4つあります。

  1. 動悸(心臓のドキドキ)に効くツボで心のストレスをリセットする。
  2. 自律神経を安定させるツボで体の自動運転を正常に働かせる。
  3. ツボで治らない動悸は「特定の感情」(心のストレス)が関係している。
  4. 「特定の感情」を書き出し客観的に見ることで脳は安定する。

次に以上の4つの克服方法の内容をお伝えしますが、行う上でのポイントがあります。

それは人それぞれ克服するきっかけが違うので、あなた自身に合う克服方法を少しずつ始めることです。

そして1つの方法で克服できない方は、脳の誤作動を引き起こすきっかけを複数持っていたり、複雑に絡みあっている可能性があるのでいくつかの方法を組み合わせることで効果がでる人もいます。

そのためまず始めることが動悸(心臓のドキドキ)などを克服するきっかけになります。

最初に押さえておきたいツボを押す時のポイントと目安検査

動悸に効くツボをお伝えしますが、その前に押すときのポイントを2つほどお伝えします。

  1. ツボを押す強さは「気持ちいい」くらいを目安にする。
  2. 呼吸に合わせて押すことが重要。

ツボを強く押すと筋肉の組織を破壊したり、揉み返しのような痛みやだるさがでることがあります。

そして息を吐きながらツボを3秒〜7秒押し、息を吸いながら3秒〜7秒押した力を抜いていきます。

このように呼吸と合わせてツボを押すことで交感神経を副交感神経に切り替えることが出来ます。

何より呼吸は脳の自動運転で動いていますが、唯一自分の意識でコントロールできる場所になります。

なので動悸(心臓のドキドキ)を起こす心のストレスをリセットさせるには重要になります。

次に目安検査として、いくつかのツボを押した時に痛みがある場所や押した状態で鈍い感覚を覚えるツボと、押したときに何も感じないツボがあると思います。

そこで押した時に痛みや鈍い感覚があるツボが過敏になってる状態です。

なので過敏になっているツボを3秒〜7秒押し深呼吸をします。

この動作を2、3回繰り返し行い再度ツボを押した時に痛みや鈍い感覚がとれていて、最初押した何も感じないツボと同じ感覚になっていれば調整されています。

動悸(心臓のドキドキ)に効くツボで心のストレスをリセット

それでは動悸(心臓のドキドキ)に効くツボをご紹介していきます。

【神門】

手首の内側で手を握りしめた時に小指側に浮き出てくる腱の親指側にあるツボです。

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【膻中】

鎖骨(さこつ)の間のくぼみからみぞおちのちょうど真ん中の高さにあるツボです。

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【内関】

手首の内側の真ん中のライン上にあり指3本分ひじに近い方で2本の腱の間にあるツボです。

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以上のツボは「手の厥陰心包経(てのけついんしんぽうけい)」「手の少陰心経(てのしょういんしんけい)」という経絡(生きていく上で重要となる気や血の通路)の中の1つになります。

その3つのツボは心臓と深い関係があるツボになります。

その3つのツボを刺激することで心のストレスが和らぎ脳の誤作動が改善され自律神経のバランスも調整を受け動悸が抑制されます。

実際に私も専門学校にいたときに鍼の実技試験の前にこれらの3つのツボは押していました。

大きい動きをするわけでもないので簡単にでき効果的でした。

自律神経を安定させるツボで体の自動運転を正常に戻す

自律神経(交感神経、副交感神経)は体のいたるところに張り巡らされています。

そしてツボも体のいたるところに存在しています。

そのため特定のツボは自律神経の働きをリセットさせ体の自動運転を正常に戻すスイッチの役割があります。

車の自動運転サポートもスイッチを押さないとそのモードに切り替わらないのと同じです。

なのでツボ(=スイッチ)を押すことで体の外から自律神経をコントロールできます。

それでは自律神経を安定させるツボをお伝えしていきます。

【百会】(ひゃくえ)

百会は頭のてっぺんにあるツボで全身の気(自律神経)を整えるツボになります。

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【四神総】(ししんそう)

百会から親指1本分外の前後左右に4つあるツボでメンタルケアに有効です。

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【労宮】(ろうきゅう)

手を握った時に人差し指と中指の先が手のひらに当たるところでストレスを和らげたり疲労回復やリラックス効果があります。

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【太淵】(たいえん)

手首の内側で親指の付け根のへこみ(脈をとる時に触れるところ)にあるツボで呼吸が浅い時や深く吸えない時に押すことで呼吸が楽になり免疫力と体力を高めます。

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【腎兪】(じんゆ)

ヘソの真裏にある第2腰椎(だいにようつい)の中心から外側に指2本分の位置にあり腰に手を当てて親指が届くところのツボでエネルギー最大限に出せるようになり体渓(たいけい)を押してから刺激すると効果的です。

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【内関】(ないかん)

手首の内側の真ん中のライン上にあり指3本分ひじに近い方で2本の腱の間にあるツボで自律神経を整え緊張を抑える効果があります。

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【足三里】(あしさんり)

膝のお皿の下で外側にあるくぼみから指4本分下に下がったところにあるツボで、自動運転されている胃腸の動きを安定させたり、胃腸のトラブルに効果的でさらに食欲が湧いてきたりします。

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以上のツボが自律神経を安定させるツボになります。

ツボは簡単に押すことができるので時間があるときに呼吸も意識しながらこまめにやることが効果的です。

しかしツボで治らない場合は心のストレスが関係している可能性があります。

なので次章では「特定の感情」(心のストレス)について説明していきます。

ツボで治らない動悸は「特定の感情」(心のストレス)が関係している

ツボを押しても動悸(心臓のドキドキ)が改善されない場合は「特定の感情」(心のストレス)が深く関係していますので、それを特定し認識する必要があります。

そこで脳の誤作動を起こす「特定の感情」(心のストレス)を認識するために3つのパートに分けて説明していきます。

  1. 特定の感情とは何かを認識する。
  2. 特定の感情を引き起こす自分のルールや価値観を認識する。
  3. 過去の経験や情報が特定の感情と関係していることを認識する。

そして私の体験を例にしながらお伝えしていきます。

特定の感情とは何かを認識する

はじめに動悸を起こすときの感情を認識します。

私の体験を例にすると、学生の時に鍼(はり)の試験前になると動悸が起きていました。

このときに感じていた「特定の感情」というのが『恐怖』や『不安』です。

相手に鍼(はり)を刺して痛みを起こしてしまうんじゃないか。=『恐怖』

また、試験に落ちたらどしよう。=『不安』

といったように鍼(はり)の実技があるたびに『恐怖』を感じていました。

そして試験という『不安』が重なったことで積み重なっていた感情(恐怖)がきっかけで脳が誤作動を起こし自律神経のバランスを乱して動悸(心臓のドキドキ)を引き起こしていました。

他に動悸(心臓のドキドキ)を引き起こす可能性がある感情を下記に挙げましたので、あなた自身に当てはまらないか確認してみて下さい。

  • 恐怖ー怖い。不安だ。間違ってしまったらどうしよう。
  • 意欲ー頑張るぞ。楽しみだ。成し遂げるぞ。
  • 義務ーしなければならない。やるべきだ。責任がある。
  • 期待ー期待をする。可能性をあてにする。得られる結果。
  • 喜びー嬉しい。喜ばなかったらどうしよう。
  • 連帯感ーチームに迷惑をかけれない。パートナーにも影響がでてしまう。
  • 優越感ー自分はできる人間だ。他と比べて優れている。
  • 逃避ーやりたくない。逃げたい。近づきたくない。
  • 劣等ー周りより劣っている。過去の自分と比べて劣っている。

特定の感情を引き起こす自分のルールと価値観を認識する

それではなぜ特定の感情が湧くのでしょうか?

それは自分の経験からできたルール(信念)や大切にしている気持ち(価値観)が関係しています。

信念とは、「〜しなければならない」「〜するべき」というルールです。

価値観は、自分が大切にしている気持ちや物事の判断基準になります。

なので感情を認識するには自分と向き合うことが必要になります。

先ほどの私の体験を例にすると「鍼(はり)をさして痛みがでたらどうしよう」=『恐怖』には、「気をつけなければならない」という信念が背景にありました。

そして「試験に落ちたらどうしよう」=『不安』には「試験に合格して成長したい」という気持ちがありました。

このように自分の感情の背景にある信念や価値観を認識することで脳はストレス(特定の感情)に慣れ安定し誤作動を起こさなくなります。

動悸を引き起こす可能性がある信念(自分ルール)と価値観(大切にする気持ち)を下記に挙げますので、あなた自身がどのような信念や価値観を持っているか確認してみて下さい。

【信念】

  • 自尊心ープライドを持つべき。自分を誇りに思うべき。
  • 自立心ー何事も1人でやるべき。頼るべきではない。
  • 犠牲心ー犠牲になるべき。我慢するべき。
  • 利己心ー自分の利益を優先する。
  • 警戒心ー気をつけるべき。避けるべき。
  • 執着心ーこだわりをもつべき。固執しなければならない。
  • 慈悲心ー悲しむべき。助けるべき。
  • 復讐心ー仕返しをすべき。取り返すべき。反発すべき。
  • 虚栄心ー自分を大きく見せるべき。見栄を張らなければならない。
  • 猜疑心ー相手を疑うべきだ。自分の考えを疑うべきだ。
  • 団結心ーチームで協力すべき。
  • 探究心ー追い求めるべき。物事の本質を見極めるべき。
  • 競争心ー負けてはならない。勝つべきだ。
  • 忠誠心ー尊敬できる人に従うべき。
  • 信仰心ー守らなければならない。大切にすべき。
  • 自省心ー反省すべき。
  • 羞恥心ー恥じるべき。見せるべきではない。
  • 同情心ー共感しなければならない。情けをかけるべき。

【価値観】

  • 安心。安定が欲しい。
  • 刺激や変化が欲しく挑戦したい。
  • 自分の存在価値を大切にしたい。特別な人、重要な人でいたい。
  • つながりを大切にし、愛情が欲しい。
  • 成長を求めている。
  • 貢献したい。

もしあなた自身の信念や価値観を認識したときに必要な想いであれば大切にし、いらなけば捨てることができます。

しかし信念や価値観があることで動悸(心臓のドキドキ)を生み出してしまう感情が湧いてくるようなら、理想としていることと現実とのギャップがあるのでそこを埋める必要があります。

過去の経験や情報が特定の感情に関与していることを認識する

上記の感情や信念、価値観を認識しても克服できない場合は過去に経験した記憶や情報の記憶が関係しています。

この経験の記憶と情報の記憶があることで特定の感情が湧いて脳の誤作動を引き起こします。

それでは経験の記憶と情報の記憶とはどのようなことをいうのでしょうか?

まずは経験の記憶についてお伝えしていきます。

経験の記憶とは、「自分は自律神経失調症だから動悸が治らない。」と思い込んでいることです。

この自律神経失調症という前提があることで脳が誤作動を起こし動悸(心臓のドキドキ)がでます。

なのでその前提を客観的に認識することが必要です。

次に情報の記憶についてお伝えします。

情報の記憶とは、「病院などであなたの動悸は自律神経失調症が原因です。」、またインターネットで「動悸は精神的なことが関係しているから治らない。」と学習したものです。

なのでその学習があることで脳が誤作動を起こし動悸(心臓のドキドキ)を誘発します。

そこですべての情報を鵜呑みにするのではなく疑いを持って下さい。

治らない情報の方が多く共感しがちですが客観的に認識することが重要です。

「特定の感情」を書き出し客観的に見ることで脳は安定する

上記で説明したように「特定の感情」や信念、価値観そして経験が引き金となり動悸(心臓のドキドキ)を引き起こしていました。

そこで、それらの原因を書き出し客観的に見ることが脳を安定させます。

書き方としては、動悸が起きた時に自分がどのような感情だったか→その時にもった感情の背景には何を考えたいたか(信念や価値観)というように書き出します。

例えば、学生の時に鍼(はり)の試験前になると不安や恐怖で動悸が出た。

(この背景には)「鍼をさすので気をつけなければならない」「試験に合格して成長したい」という自分の気持ちが隠れています。

(さらにこの背景には)試験に落ち恥をかきたくない。

などと枝分かれするように書いていきます。

このように自分の動悸を起こしている気持ちを書き出すことで脳で心の整理ができ安定します。

そしてポジティブな感情もネガティブな感情も動悸を引き起こすことがありますが、そのときの背景を考える際に注意して頂きたいことがあります。

それは、考え方に良し悪しはありません。

なので素直に書き出し客観的に「このような自分がいるんだ」と認識することが重要です。

実際に当院に来院された患者様の声

自律神経失調症による動機で当院へ来院された患者様の声になります。

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●どの様な症状、お悩みを解決するために当院(石井堂クリニカルオフィス)にご来院されましたか?

不安感や体のしびれ、動悸などが気になったため。

体験しての感想、他院との違いなど、書き方は自由です。ご感想をお聞かせください。

マッサージやカイロは体がほぐれたように気持ちは良いのですが、しばらくして元に戻ってしまいます。

こちらでは心身のバランスが少しづつ整っていく感じがわかりました。

●今、不調でお悩みを抱えている方で当院へまだ来院されていない方へメッセージをお願いします。
なんともいえないモヤモヤした体の不調や

心身のバランスを整えたい方は良いのでは無いかと思います。
お名前 F.M 40代 女性 会社員 東京都在住

※結果には個人差があり、効果を保証するものではありません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

自律神経失調症による動悸の原因や克服方法はご理解いただけたでしょうか?

この記事をまとめると

  1. 動悸を抑えるツボは【神門】(しんもん)【膻中】(だんちゅう)【内関】(ないかん)の3つが効果的で呼吸と組み合わせるのが重要。
  2. 自律神経を安定させることができるツボは【百会】(ひゃくえ)【四神総】(ししんそう)【労宮】(ろうきゅう)【体淵】(たいえん)【体渓】(たいけい)【腎兪】(じんゆ)【内関】(ないかん)【足三里】(あしさんり)である。
  3. 自律神経失調症(体からの警告)で動悸が起きる原因は脳の誤作動であり感情や自分のルール、大切にしている気持ちが関係しているのでそれを認識する。
  4. 動悸の原因を書き出し客観的に見ることで脳がストレスを整理でき安定を取り戻す。

となります。

もし万が一こちらの記事を参考に実践してみても自律神経失調症による動悸が解決出来ない場合は、脳と心と体の関係性に着目した専門家へご相談される事をお勧めします。

一日でも早くあなたのお悩みが解決されることを願っています。

最後までお読み頂きありがとうございます。

この記事の参考文献

  • SEKI神経学勉強会配布資料
  • やさしい自律神経学命を支える仕組み:鈴木郁子
  • 自律神経失調症の治し方がわかる本:村上正人、則岡孝子
  • 自律神経機能検査 第5版:日本自律神経学会
  • 深い疲れをとる自律神経トリートメント 船水隆広
  • 基本と仕組みがよくわかる東洋医学の教科書 平馬直樹、浅川要、辰巳洋
  • イラストで楽しく学ぶ取穴法 経穴インパクト 原田晃
  • ゆっくり呼吸のレッスン 自律神経が整う 血流がよくなる 小林弘幸、末武信宏
  • Tarzan ターザン769 2019年8月8日号 不調の原因は自律神経の乱れにあり。10のメッリトで整える。 ぐっすり眠る!シャキッと目覚める!すっきり一日過ごす!自律神経セルフケア。:マガジンハウス
  • 心身条件反射療法研究会資料
  • 不調が消え去る脳バランス体操 右脳と左脳が一瞬で整う:石井克昇

石井堂クリニカルオフィスの本が出版決定!お読み頂けますと幸いです。

不調が消え去る脳バランス体操 右脳と左脳が一瞬で整う 石井克昇 石井堂クリニカルオフィス 石井堂街の接骨院

石井堂クリニカルオフィス代表の石井の本が株式会社KADOKAWAより出版されました。

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